核融合とは
核融合とは、軽い原子核同士が結合してより重い原子核を形成する反応です。この過程で莫大なエネルギーが放出されます。太陽や恒星のエネルギー源はまさにこの核融合反応です。
核融合反応の原理
Section titled “核融合反応の原理”最も実現しやすい核融合反応は、重水素(D)とトリチウム(T)の反応です。
この反応では、ヘリウム原子核(アルファ粒子)と中性子が生成され、17.6 MeV のエネルギーが放出されます。
なぜ核融合なのか
Section titled “なぜ核融合なのか”核融合エネルギーには以下のような利点があります。
- 燃料が豊富:重水素は海水から、リチウムは地殻から得られる
- 高いエネルギー密度:化石燃料の数百万倍
- 温室効果ガスを排出しない
- 核分裂と異なり、暴走反応の危険がない
ローソン条件
Section titled “ローソン条件”核融合反応を持続させるには、プラズマが一定の条件を満たす必要があります。これをローソン条件と呼びます。
ここで はプラズマ密度、 はエネルギー閉じ込め時間、 はイオン温度です。