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参考文献

核融合を学ぶための参考文献をカテゴリ別にまとめています。

レベル別の目安として、高校生〜学部 1、2 年は「入門書」、学部専門課程は「専門書」と「教科書(学部〜大学院)」、大学院生以上は「教科書(学部〜大学院)」と「雑誌・論文」から選ぶことをおすすめします。

初めて核融合を学ぶ方におすすめの書籍です。

  • 河辺隆也・見角鋭二『21世紀のエネルギー ― プラズマ・核融合』岩波書店(NEW SCIENCE AGE)、1992年

    • プラズマと核融合の基礎を一般向けにわかりやすく解説した入門書。核融合エネルギーの原理と可能性を学ぶ最初の一冊として適している。
  • プラズマ・核融合学会編『プラズマエネルギーのすべて』日本実業出版社、2007年

    • 学会が総力を挙げて編纂した包括的な入門書。プラズマの基礎から核融合炉の将来像まで幅広くカバーしている。
  • 狐崎晶雄・吉川庄一『新・核融合への挑戦 ― いよいよ核融合実験炉へ』講談社(ブルーバックス)、2003年

    • ブルーバックスならではの読みやすさで核融合研究の歴史と展望を解説。実験炉への道筋を具体的に紹介している。
  • 近藤育朗『核融合エネルギーのはなし』日刊工業新聞社、1996年

    • 核融合エネルギーの仕組みを「はなし」形式で平易に解説。技術的な内容を噛み砕いて説明している。
  • 山﨑耕造『図解入門 よくわかる最新 核融合の基本と仕組み』秀和システム、2023年

    • 核融合の基礎知識から実用化への課題まで図解でわかりやすく解説した最新の入門書。

より深く学びたい方向けの専門的な書籍です。

  • 入江克『新しい核融合への道 ― トカマクは越えられるか』丸善、1988年

    • トカマク以外の閉じ込め方式にも焦点を当て、核融合研究の多様なアプローチを論じた意欲的な一冊。
  • 岡崎隆司『核融合炉設計入門』丸善プラネット、2018年

    • 核融合炉の設計に必要な工学的知識を体系的に解説。炉心、ブランケット、超伝導マグネットなど各要素技術を網羅している。
  • 菊池満『物理学と核融合』京都大学学術出版会、2009年

    • 核融合を物理学の観点から深く掘り下げた専門書。プラズマ物理の理論的背景を詳細に解説している。
  • J.ウェッソン著、伊藤早苗・矢木雅敏訳『トカマク概論』九州大学出版会、2003年

    • 世界的に高い評価を受ける『Tokamaks』第一版の日本語訳。トカマク型核融合研究の定番教科書。

世界の大学院で標準的に使われている英語の教科書です。研究室配属後の輪講でもよく選ばれます。

  • F. F. Chen, Introduction to Plasma Physics and Controlled Fusion, Springer
    • プラズマ物理の世界標準の入門教科書。単一粒子運動から波動、輸送までを平易な英語で解説している。
  • J. P. Freidberg, Plasma Physics and Fusion Energy, Cambridge University Press, 2007
    • 核融合を目標に据えてプラズマ物理と炉設計を体系的に扱う教科書。学部後半から大学院向け。
  • J. Wesson, Tokamaks, Oxford University Press
    • トカマク研究の事実上の標準リファレンス。研究室に一冊は置いてある定番書。
  • R. J. Goldston and P. H. Rutherford, Introduction to Plasma Physics, Institute of Physics Publishing
    • プリンストン大学の講義をもとにした教科書。輸送と MHD の導入が丁寧。

最新の研究動向を把握するための資料です。